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熊渡~双門滝~狼平~金引尾根~熊渡 一ノ滝直下の吊り橋と紅葉 7月に訪れた時は生憎の曇り空 仙人嵓テラスでは、にわか雨に会うなど、今一乗りきれず 次は紅葉時期だと思いながらルートを辿ったものだった 秋も深まり、北の方では積雪のニュースも伝わって来た そんな時、会社の後輩Y君と弥山・双門ノ滝コースの話で盛上り、、 是非とも行きたいとの事 ・・・ じゃぁ 行くか!、、、渡りに船だわ (^^♪ この時期、日照時間が短く、17時には暗くなるので、 遅くとも5時半に出発する必要がある (前回、12時間程掛かった) その為、前夜に川合の天川村役場に行って付近で仮眠する (この時期、紅葉祭りで駐車場は夜間閉鎖、役場入口で停める) 翌朝4時半頃に起き出して、登山口の熊度に向かう 熊度に着くと真っ暗闇の中に車が一台駐車していた、、、先客か? 暗闇の中で準備をして、ヘッデンを装着 時計は五時半、、、、さぁ~て 行くか (* ̄0 ̄)/オゥッ!! ヘッデンの明かりを頼りに林道を歩きだす : 明かりが限定的なのではっきりしないが、、、 林道を少し入った辺りから、前回より荒れている気配、、、 岩ゴロと掘れ込みに足を取られ歩きにくかった ◆ 白川八丁分岐 6:10 ◆ 熊渡より40分程で分岐に到着、、、前回より10分程遅いぞ 辺りが明るくなって来たのでヘッデンを外す 此処を左折し、荒れた林道を河原に下る ◆ 白川八丁 ◆ 伏流水の河原、、、白川八丁に降り立つ この時期、白川が紅葉川に変わる、、、朝日が欲しい!! ◆ 釜滝 6:38 ◆ 白川八丁を、紅葉を愛でながら奥に進む 突き当りに小滝(釜滝)が現れ、滝壺が独特のブルーに染まっている、、 いわゆる弥山ブルーと言われる色、、、弥山川のシンボルカラーだ 釜滝の手前で右岸に渡渉するが、、、前回より水量が増えている 取付きには、「双門弥山線歩道」と書かれた古い標柱が、、 右岸を巻きながら登ると直ぐに、弥山ダムが右下に見えてくる その横を通り抜けると左の岩にプレートが付けられている 「・・・この大峰で、事故の無きよう祈る・・・」 遭難者の遺族の寄付により歩道が整備されたことを示す銘板だ こんな木橋が何か所も現れる、、、これは良い状態のもの 最近雨が降ったのか、非常に滑りやすいコンディションだ ロープに頼りすぎると危ないが、、、、 此処は橋の下を潜り抜ける 巻き道(堀新道)に入った所から周囲を見渡す、、、 この辺りも紅葉が美しい (^o^; ほえ~ 岩場をへつり気味に通過、、、足元が泥濘で滑って歩き難い (>_<) ◆ 渡渉点 (歩道標柱) 7:23 ◆ 河原に降立つと、釜滝の所と同じ標柱が立っている 「双門弥山線歩道」の表示、、、、”歩道”らしいです (@_@) パチクリ 少し先に進み、左岸へ渡渉する 渡渉箇所は、河原の真中にある大木の後ろ、、、同じ標柱がある 前に来た時は、何処でも渡渉出来たが、、、、水嵩が増えている 綱を頼りによじ登る所もある、、、此処は足が短いと大変だわ ◆ 滝見テラス 7:52-8:00 ◆ 岩をよじ登り、橋を渡って高巻、古い鉄梯子を登ると、、、 一ノ滝、二ノ滝の滝見テラスに飛び出す 滝裏にも行けそうだが、、、夏は涼しいで!! 滝見テラスから見下ろす吊り橋、、、、紅葉が良い塩梅だ!! この吊り橋の向こうが、、、今回のハイライトの始まり始まり 一ノ滝の吊り橋を渡ると、鉄梯子が目に入る、、、まず一本目 梯子の先はガレた斜面に出る、、、此処は迷い易そうだ 上部の矢印に従って右に曲がって痩せた巻道に入る ◆三ノ滝 8:17 ◆ 痩せた岩尾根に出ると、ルートは左折しているが、、、、 此処にザックをデポって尾根を乗越し、少し下ると三ノ滝直下に降りる 小振りだが姿の良い滝だ、、、この上流に双門ノ滝がある ◆ 岩小屋 ◆ 三ノ滝から登り返し、ルートの先を見ると岩の隙間を通っている 登山口にある案内板で「岩小屋」としている所か? 岩小屋を過ぎると、、、核心部に入る 連続する鉄梯子、、、、序の口か? 長尺の二連物、、、、登り甲斐があると言うもんさ 長尺二連物を登る、、、未だ余裕か? 梯子の先に激細尾根の乗越、、、蜘蛛の糸状のロープ 前に来た時には引っかかって冷や汗を掻いた所だ こいつが最長の鉄梯子か?、、、長いぞ!! 水平の鉄梯子、、、隙間は素通しでその下は奈落だ (>_<) ほぼ垂直だ、、、この辺りではこれが標準か? 岩場の鎖とそれに続く鉄梯子、、、まだあるんだ (;´・`)> ふぅ 梯子から岩場を見下ろす、、、、高度感がすごい (>_<) 振り返ると、歩いてきた谷と奥には大日山、稲村ケ岳 視線を左に振ると東剣城か?、、、見事な尖がりだ ◆中剣城P ? 8:20 ◆ 石楠花帯の鉄梯子を登り、木の根尾根を抜けると小広場に出る 中剣城か?、、、正面右の絶壁は仙人嵓? (~∇、~;) ハァハァ ◆ 仙人嵓テラス 9:28-9:40 ◆ 中剣城から梯子を二つばかり下ると仙人嵓テラスに降り立つ 一方の視界が開け、対面絶壁の左に滝が掛かっている これが日本百名瀑で、最も行き難いと言う双門ノ滝だ (`o´)ノウッシャァ 周りの絶壁が巨大なので滝が小さく見えるが、、、落差80mだ ◆ 遭難碑 10:01 ◆ 仙人嵓テラスから巻道、梯子、急斜面の直登をこなすと鞍部に着く 右に数m行くと、慰霊プレートが取り付けられた岩があり、頂仙岳が望める ◆ 岩の双門 10:21-10:51 ◆ 鞍部より左へ少し登った所から、目的の一つ「岩ノ双門」を目指す 登山道から左に外れて(旧ルート?)目印を探す ・ワイヤーに巻かれた大木を右へ ・根がむき出しの倒木の右を下ると : 双門が口を開けているはず 目印を見つけると、以外と簡単に「岩ノ双門」へたどり着いた 自然の造形は、、、、驚くばかりだ (^◇^ ;) ほぇ~ 潜り抜けて見たいが、、、ヘルメットが必需品ぽい!! 岩ノ双門からルートに戻り、ザンギ平の肩に向かう、、、急登だ (>_<) 途中、右に通行禁止の看板と壊れた鉄梯子が放置、、、旧道の名残か? ◆ ザンギ平の肩 11:06-11:41 ◆ 頭上が開けるとザンギ平の肩に出た 歩き始めて5時間半、、、(;^_^AA チカレマシタ 此処で昼食休憩を兼ねて長めの休憩とする 此処からの展望は、今回のコース中随一だ 右から稲村ヶ岳、大日山、観音峰、、、 左奥に金剛山、葛城山、、、 気が付くと40分程経過、、、先が長いので慌てて出発 此処からは、弥山川への激下りだ、、、ガンバ!! (* ̄0 ̄)/オゥッ!!。 何か所もある鎖場、、、足元が泥濘で滑る滑る (^_^;) ◆ 三鈷ノ滝 ◆ 右下に、梢の間から三鈷ノ滝が微かに覗く ◆ 弥山川降下点 12:10 ◆ 鎖、梯子、笹原のトラバースをこなし、30分程で弥山川に降り立つ きつくはないが梯子、鎖のアップ・ダウンが更に続く ◆ ナベの耳分岐 12:43 ◆ ザンゲ平ノ肩から1時間ほどでナベの耳への分岐に出る 此処からは弥山川の川岸に沿って狼平に向かう ナベの耳へルートは対面に有り、通れるが一部不明 (取付が判辛いか?) ◆ 河原小屋跡 12:51 ◆ 河原小屋跡、、、この階段を登ると小屋が有ったはずだが、、、 上流の土砂崩れの為、地面ごと無くなっていた (写真下段 前回撮影) 崩落場所の上部を振り返る ルートは、右岸を高巻してこの河原に降り立つ 前回より水量が多いため渡渉がやり難いか?、、、 写真上段:此処は渡渉後右岸を巻きすすむ、、、 写真下段:此処は、渡渉後、崖を登り、右に進む 左岸を岩伝いに進み、浅瀬の岩伝いで渡渉、、、のはずだが (^_^; アハハ…、、、、とうとうドボン!! 写真上段:鉄杭の梯子、、、別に使わなくても (-。-)y-゜゜゜ 写真下段:此処は渡渉後、右岸岸壁の凹部をへっつて行く 又々渡渉だが、、、、o(^o^)o ワクワク ◆ 樋の谷出合 14:04 ◆ 此処は谷を右折、、、右岩の短い鉄杭梯子が目印 ◆ 鎖梯子・鉄杭梯子 14:21 ◆ 樋の谷出合から20分程遡上すると、 本日の目玉、オーバーハングの鉄梯子(空中ブランコ) そして、鉄杭を打ち込んであるだけの空中回廊 空中回廊の先、左手下には聖門ノ滝が見える 左岸の高巻きを越え、緩やかな川の右岸左岸と渡ってゆく ◆ 狼平 14:54-15:17 ◆ 高崎横手からの道が右から合流すると狼平の吊り橋の袂 橋を渡ると狼平に到着、、、綺麗な避難小屋とテン場が目に入る 避難小屋には既に先客が、、、、宴会中か? 時間を見ると既に15時前、、、急いで下らないと日が落ちる ノンビリしたい所だが、小休憩で高崎横手に向かう ◆ 高崎横手 15:35 ◆ 狼平からは日裏山を巻ながら広葉樹林の中を抜けてゆく、、 苔むした良い雰囲気道で、好きな道の一つだ 30分程で高崎横手に到着、、、、 此処を右折で金引尾根分岐へ、左折で八経ヶ岳への道だ 高崎横手から少し先で頂仙岳の左をトラバースしてゆく やがて、ナベの耳と呼ばれる平坦地を通りナメリ坂を下る ◆ 金引尾根分岐 16:19 ◆ ブナ林の中を下ってゆくと、緩やかな鞍部に出る (前方にP1518) 此処で右折して金引尾根に入る、、、目印は「金引橋→」の白い標識 此処を直進すると天使の舞、栃尾辻を経て川合へ下る 金引尾根分岐辺りで夕闇が迫って来て、、、 17時頃、尾根終端辺りでヘッデン点灯!!、、、初体験だ!! ◆ 林道終点 17:21 ◆ 林道終点では、真っ暗闇、、、足元しか見えていない ヘッデンの電池が無いのか、目が悪いのか、、、見え難いったら (>_<) ◆ 白川八丁分岐 17:25◆ 微かに、立て看板が闇に浮かんでいるのが見えた、、、 ◆ 熊渡駐車地 17:50 ◆ 約1時間程、闇の中を黙々と歩いて、、、、 熊渡の橋を渡ったのが17時50分だった ヘッデンを車の停めた辺りに向けると、、、、、 光の輪の中に赤いリアが浮かび上がった (≧ ≦)Ω ヨッシャ! 時間が掛かるとは思っていたが、12時間超とは ( ´ー`)フゥー でも、天気もまずまず、幻の双門も行けた、、、内容濃いぞ!! Y君、どうだい、、、、満足して貰えたかな!! だが、次は靴を置き忘れて帰らないように、、 そこん所、夜露死苦 ( ̄ー ̄)ゞ フフッ [本日の軌跡と時間経過]
by loco156-2
| 2013-11-11 22:57
| H25.11 秋の弥山双門
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